高松干潟を守ろう会とは


団体発足日:2001年4月8日

会員数   :12名(平成25年現在) 

年会費   :1,200円 (会員募集中)

 

目的  1、干潟の大切さを伝えるための

         努力をおしまない
      2、自然保護から海岸清掃

        自然観察会・海岸線調査を実施する
      3、臨港道路霞4号幹線事業に

        対して是非を考える



2018年4月

 

4月1日霞4号幹線開通式、

渡り初めが開かれました。

 

全長4,1㎞ 総事業費457億円 国が2/3 残りは県と市が負担

 

高速道路の開通式の様な派手な式典でした。

 

2017年6月

昨年の10月から橋桁の架設が始まり高松海岸線の橋桁はもうすぐ完了します。

 

干潟から

橋桁がずんずんとのびてきました

2016・12月

朝明川右岸海岸より霞4号幹線の工事状況、水藻面手前はオナガカモ

 

朝明川の橋梁工事現場、朝明川右岸架設歩道から

2016・10月

  

  霞4号幹線橋梁上部工事が10月1日に行われました。

  高松海岸(天カ須賀新町企業団地側)

 

臨港道路霞4号幹線の今

2015・4月


浜への出入りは2カ所です。

2015・3月


新しい堤防です。

 

3月から以前の堤防(背後にある)の撤去作業が始まります。このため堤防道は通行止めになります。浜への進入は南側の仮設舗道、朝明川右岸階段の2カ所です。

2014・6月

 

 

海岸線への出入口規制案内板

 

堤防沿い(海側)の木々は全て伐採されました。

呆気ないです。

 

 

木々の掘り起こしにともない、埋まっていた産廃が何十年ぶりに顔を出しました。

噂はホントでした!海岸線管理の杜撰さが問われます!

 

2014・5月

 

南から2番目の出入口を降りた右側のところの現状です、フェンスの中は工事車両通行道路が作ら   れています。堤防下のテトラポットや木々は伐採されすべて運び出されました。

 

南から2番目の出入口を降りた左側です。

 

 

2014年4月

 

工事車両専用道路が砂浜に上陸まじか!!!

霞4号幹線と堤防道の付け替え工事が同時に行われる。

干潟への出入りが不便になります。

2014年1月

左写真 工事車両の仮設道路建設中 海浜にもうすぐ上陸

右写真 ミヤコドリと漁をする漁船

 

2013年10月

左写真 杭打ち工事

右写真 朝明川左岸側 9基の橋脚が立っている

干潟を挟み両脇を固めている状況

2013年8月19日~2014年3月25日まで


盆明けから、次の橋脚下部工事が始まりました。

工事の為、通行止め立ち入り禁止となります、

野鳥観察ができなくなりました。

署名のお礼

 

みなさま

 

霞4号幹線と高松干潟を考える会

会長 (構成団体)

 四日市再生・公害市民塾

 高松干潟を守ろう会

 川越町自然と環境を思う会

 エアージャンク

 NPO環境市民大学よっかいち

 四日市まちづくり市民会議

署名賛同のお礼

 

署名 3,540筆の賛同をいただき、誠にありがとうございました。

 

4月27日から5月31日まで署名活動を実施 6月24日()に衆議院第一議員会館において、当団体から4名と国交省2名、環境省4名の出席の場で要望書と署名(3,540筆)をお渡しし90分の面談をして来ました。

面談内容

*霞4号幹線の必要性の目的が当初計画から大幅にはずれてきていることを伝え、この事業の見直しと検証を再度検討してほしいこと、また、その検討会議等には地域住民や自然保護団体の同席を組み込んだ会議にして欲しいこと、ルート短縮によって大幅に工事費削減が期待できるなど、良識あるその回答をいただきたいとした。

 

要望書事項

(1)  霞4号幹線のルートを、高松海岸南で国道23号線に接続し、同海岸以北の建設を中止して高松自然海岸・干潟を保全してください。

霞4号幹線を必要とした理由

・港湾関係交通量の大幅増加予想と円滑な輸送の為

・国道23号線への現況以上の負荷(大気汚染軽減)をかけない為

・霞大橋(四日市港霞ふ頭や第3コンビナートは埋立地、霞大橋で陸地と繋がっている)の

代替えルートの必要性の為を予測し計画、着工となった。

 

1)上記3点から、同交通量は、この10年間横ばいに推移し、今後も増加は見込まれていない。

貨物輸送の定時制、即効性の心配は解消される。予想が外れてきている。

2)国道23号線の交通量は減少しつつあり、平成42年には32%減少すると予測されている。

霞4号と平行して走る23号線は当初から渋滞と言われるような状況ではなく、

大気汚染の悪化にはつながらない。予想が外れてきている。

3)南海トラフ巨大地震の発生が予想されている中、全線橋の道路で海岸沿いを通過

4.1kmの長い代替え道路は災害時に役に立つのか?終点は湾岸川越インター付近で、

降りたところ辺りは海抜0m地帯。海岸線付近においては避難場所として乗降階段を設置予定。

ここの立地は伊勢湾奥、津波到達予測時間90分とあり、海岸線から早く離れ高い場所に

避難するのが得策。問題点多々あり。

上記からルート短縮に変更し、早期開通したほうが海岸線の保全にもつながり、

安心安全、環境に配慮した道路になる。

 

(2)  伊勢湾台風後に建設され老朽化している高松海岸堤防の補強工事を出来る限り早く行ってください。

 

以上の内容を詳しく数値・図に表し要望書としてまとめ、署名と「古い体質から脱却を願う」私たちの想いを各省庁へ手渡ししてきました。

 

 

〈参考まで〉

国土交通省 港湾局 技術企画 課長補佐 N氏 

同     同   同   直轄事業係長 M氏

環境省   自然環境局 自然環境計画課 課長補佐 N

 同      同   野生生物課   計画係長 O氏

 同    総合環境政策室 環境影響評価課 環境影響審査室 室長補佐 Y

 同      同        同            審査官  T氏    

 

 

 

朝明川河口(高松干潟)は、
1997
年に環境庁(現環境省)が発行した『シギ・チドリ類渡来湿地目録』に
シギ・チドリ類重要生息地として記載されています。

 

2011年11月干潟から霞4号の橋脚工事を見る

2012年11月朝明川左岸側から3本の橋脚が完成

高さ15メートル一本5億円也

2013年は野鳥観察地へ進入予定!